家賃・住宅ローンを見直す

それなりの家計

家計の見直しポイントの1番目に挙げた、家賃・住宅ローンは支出の中で割合の高い固定費のため、改善効果も大きいです。なので、最優先で取り組んだ方が良いです。家賃と住宅ローンに分けて、減らす方法をまとめました。

そもそも自分の家賃・受託ローンって高いのかな?

ずばり、わかりません。住む地域や収入、居住人数によっても変わりますし、家にいる時間の長さを含め使い方によっても変わります。つまり個人の事情によりけりです。なので手取りの30%だとか、そういう話に惑わされないよう気を付けてください。
ただ、このページを見ているということは、ご自身でなんとなく高いと感じているのではないでしょうか。
周辺の物件と比べて高いところに住んでいたり、金利の高い住宅ローンを組んではいませんか?

また、友達を呼びたいからと綺麗なところに住んだけど、実際年1.2回だし、呼ぶのは親しい人で、そこまで気にする必要がなかった。
物が多いから広い家に住んでいる。1日5分しか使わないデカいソファーを置いてある。など、ほぼ不要な物を置くためのスペースを使っている。

などのことがあれば、必要以上に高い家賃等になっているはずです。
経費として妥当であれば仕方ないが、必要以上の広さ、設備などは見栄や娯楽にお金を払っているのと同義ですので、改善した方が良いと思います。

家賃を減らす

引っ越し家賃交渉の2つが考えられます。

引っ越しは、お分かりの通り、今の家より安い物件を不動産屋やネットで探して引っ越します。
また特定優良賃貸住宅や、地方住宅供給公社の公社賃貸住宅・県営・市営住宅なども検討するもありです。埼玉県の場合は、埼玉県住宅供給公社です。

家賃交渉は、抵抗がある方もいるでしょうが、してもよいと思います。管理会社を通じて、謙虚に理由を伝えてみましょう。
当初9万円で契約して、4年後の今、自分の部屋の家賃は変わらず、隣の部屋が8万2千円で募集されてたら、どうでしょうか。下げてくれよ、と思いますよね?でも大家から「隣を安く募集してるから、家賃下げますね」と言ってくるとは、考えずらいです。
一方、大家目線で考えると、今住んでいる人が退去して、空き部屋になるのは非常に困ります。新しい人が入っても、クリーニング代や入居者募集の広告費など様々経費がかかりますし、空室の間は収入は減りますし、家賃は今現在の価格でしょう。(上の例だと自分が部屋を出たら、その部屋も多分8万2千円で募集をかける)
つまるところ、出ていかれるよりも、家賃を下げた方がマシだといえます。
よって、家賃交渉してもよいと思いますが、交渉というのは人対人で行われるものですので、必ずしもいい結果になるとは限りませんのでご注意ください。

※ちなみに、クレカ払いやネット環境などの良い設備の物件は、あくまでトータルで考えてください。クレカ払いの手数料分だったり設備費は、相場の家賃に上乗せされているだけの可能性もあります。

住宅ローンを減らす

借り換え、繰り上げ返済、借入期間の延長、が考えられます。ただし、多額の繰り上げ返済は計画的に行ってください。現在の住宅ローンの金利は低いので、生活が苦しくなるのであれば逆効果です。

借り換えは、複数シミュレーションし、効果があれば行えばよいと思います。ネット上でできるものもありますので、まずシュミレーションをやってみましょう。ただし、実際にやるとなると手数料が数十万単位でかかりますのでご注意ください。

繰り上げ返済はみなさんご存じでしょう。返済期間短縮型、返済額軽減型がありますが、どちらも目的が違います。本記事的には、返済額軽減型を行うと毎月の額が減ります。ただし、借り入れている金融機関から詳しい説明を受けたうえでご判断してください。

借入期間の延長は、返済期間を25年→35年のようにして月々の額を減らす方法です。もしこれをご検討するということであれば、借り入れている金融機関から詳しい説明を受けたうえでご判断してください。それとは別に他の家計の見直しも急いだほうが良いかもしれません。少なくともローンの返済が定年を超えるようなものはおすすめできません。

住宅ローンを減らす前に、積み立てニーサやiDeCoといった投資は行っていますか?住宅ローンの金利は0.4%くらい~だと思いますが、たいして、インデックス投資などで3%くらいの金利で運用できると思いますので、繰り上げ返済よりも非課税の投資に回した方が結果として自分に返ってくるのではないかと思います。(投資は元本割れや見込んでいた金利よりも低くなることがありますので、リスクを踏まえてご検討ください)

コメント

タイトルとURLをコピーしました